#5 脱大盛~より良い生活を送るために~
私は大盛が大好きだ…
世の中の食事処には大盛というシステムが広まっています。たいてい商品に対して1割から2割程度の金額を追加で支払うことにより、商品の量が1.5倍から2倍程度になる非常にお得なシステムです。
私もこのシステムを必ずと言っていいほど利用しており、どんな商品があるのかよりも先に大盛にできるのかどうかを確認するほどの大盛好きである。
しかし、私は2019年を大盛禁止の年にすることに決めました。
それは大盛を食べ続けることはデメリットが多く、大きく分けて以下の3つのようなことが考えられると思ったからです。
・そんなに食べる必要がない
・お金が思っている以上にかかる
・欲望に流されやすくなる
上から見ていきます!
そんなに食べる必要がない
私はもはや食べ盛りのわんぱく少年という年齢ではなくなってしまいました。運動部員として毎日汗を流していたころなら大盛も適量であったかもしれませんが、現在そこまでの運動は行えていないうえに来年からは社会人なので、より運動からは遠ざかってしまいます。
成人男性の1日の理想的な摂取カロリーが2000Kcalと言われている(女性は1800Kcal)のに対して、私が年末お世話になった松屋の成分表を確認してみると牛丼は並盛709Kcal、大盛945Kcal、特盛1299Kcalとなっています。
並盛の時点でなかなかのカロリーですが、大盛以上になると一日に摂取すべきカロリーの半分を牛丼一品で取ることになります。ちなみに年末は特盛を食べました。
自分の消費カロリー以上に食べてしまうことは太ることにつながり、基本的にあまりいいことではありません。
今後の健康を見据えて、今から普通盛りを注文する癖をつけることが理由の一つです。
お金がかかる
食事を大盛にするためには基本的に追加で料金を払わなければなりません。多くの場合数百円程度ですが、毎食毎食払っていたら数万円にもなっていきます。さらに今後の社会人生活は外食も増えると考えられるため、大盛に使う金額も必然的に増えていきます。
また、大盛を毎回食べていると胃が大盛に合ったサイズになってしまうため、外食以外でも日々の食事の量も当然増えます。すると外食以外の日々の食費が増えることが考えられます。
仮に、朝昼晩に大盛相当の食事を食べるとして毎食+100円かかるとしましょう。
朝昼晩で3食なので、100円×3=300円。
それを1年間続けると300円×365日=109500円になります。
1年間大盛を我慢するだけで、海外旅行や新型のiPadが買えると考えると非常にお得な気がしてきます。私は10万貯めて新しいスマホが買いたい
欲望に流されやすくなる
先ほども述べたように今まで外食のたびに大盛を注文してきました。しかし、注文するとき「やっぱり普通盛りにしたほうが…」という自制心が毎回多少働きます。
ですが、食欲と大盛のお得さに勝てず注文を続行してきました。つまり以前から大盛に対するデメリットは感じつつも、自分の欲に負けて大盛を注文してきました。これを振り返ったときに、この現象は食事だけに関することではないなと思いました。
例えばアウトレットに行って目当てではない服をついつい買ったり、やるべきことを後回しにして遊びに行ったりなどです。このような欲に流された結果、後悔した経験は枚挙に暇がありません。
これらを改善するにはまず一番頻繁に発生する「大盛の誘惑」に勝ち続け、欲に勝つことに慣れることが対策になると考えました。今後ずっと自分の欲に振り回されるよりも、ここで大盛禁止という厳しい戦いを乗り越えて、欲をコントロールできるようになることが得策だと私は考えました。
以上の3点から、まず今年一年大盛を禁止にすることにしました。
大盛を食べ続けることには意外とデメリットが多いので、今後の人生で毎回大盛を食べるのか、普通盛りを食べるのかでほんの少し今後の将来が明るくなったり、暗くなったりするのではないかと思います。
良かったらみなさんも脱大盛、もしくは強く誘惑してくる何かを禁止してみてはいかがでしょうか?
今年は私も一緒に戦います!
おわり